京女合格者続出の勉強会!!

京都女子特訓ゼミ

< 英 語 >
Q1:京女入試英語の長文問題 T,U はどう違うのですか?

TとUの長文問題は、内容は評論文的なもので、テーマは環境や、歴史、文化など多岐にわたっています。
Tは、長文内容把握問題で、段落ごとの意味や文章全体の趣旨が把握できているかどうかを見るための問題になっています。本文の内容と一致するかどうかを判断します。
Uは、長文総合問題で、@語句の挿入問題(単語)、A下線部同義語問題、B下線部同義文問題、C文章内容読み取り問題など、いろいろな形式の問題が出題されます。設長文の問数は合計15〜20問です。

Q2:京女入試英語の長文総合問題は何を勉強すればいいですか?

Uの長文総合問題の設問の詳細やその対策方法は特訓ゼミで述べられますので、しっかり聞いてください。ここでは長文総合問題を解くために、今、何を勉強しなければいけないかを述べておきます。
まず、出題される設問の半分が、単語力または熟語力があれば解ける問題といえます(語句の意味、文章読解問題など)。例を、過去問から見てみます。

(例1)本文:during the winter months for the ( L ) of heating.
 
 問13 空所Lに入れるのに最も適当なものをひとつ選びなさい。
   @ costs A demands  B quarities  C reducrions

ここでは、まず選択肢の単語の意味が理解できていることが大切ですね。
@ costs(費用) A demands(需要、必要) B quarities(質、品質) C reducrions(減少)だとわかっていると、冬の間に(during the winter months)暖房(heating)は必要、需要(demands)があるんだよね。とういことで、Aが正解だとわかります。

(例2)本文: The fossilized remnants of dinosaurs had already been located on every other continental land mass on Earth.

  問3 下線部Bの意味として最も適当なものを選びなさい。(日本語に訳しました)

  @化石になった恐竜の遺物は、地球の他のすべての大陸の質量に比べられるほどであった。
  A化石になった恐竜の遺物は、地球の他のすべての大陸に移動させられていた。     
  A化石になった恐竜の遺物は、既に地球の他のすべての大陸が移動した後のものだった。
  C化石になった恐竜の遺物は、既に地球の他のすべての大陸で発見されていた。

ここでは、本文下線部の locat(ed) on が、「発見する」という熟語だと知っていますと、その受動態「発見された」と訳しているのは、Cしかないことに気づきますね。正解はCで同義語として、" were found "が使われていました。

これらの設問はすべて、単語力、熟語力さえあれば解くことはできます。どんな単語、熟語を覚えなければならないかは、次に述べましょう。


Q3:京女英語には単語を覚えないといけないですか?

はい、入試英語である以上、単語からは逃げられません(笑)。さてでは京女入試では、どんな単語を覚えればいいのでしょうか。長文問題の多くがいわゆる「評論文」です。ですから、単語の本の中の「評論文」に出そうな単語を中心に覚えればいいんです。たとえば、navel「おへそ」のような単語はまず出ません。そうすると2000語の単語の本なら、その70%1400語ぐらい覚えればよいことになります。たとえば、aからはじまる単語なら、次のような単語です。いくつ、知っていますか?

abandon   v. (故郷などを)捨て去る,あきらめる,やめる
absorb   v. 吸収する,夢中にさせる   →absorption n. 吸収,熱中  be absorbed in 〜 〜に夢中である
abstract   a. 抽象的な → abstraction n. 抽象概念,抽出
abundance    n. 豊富さ,大量 → abundant a 豊富な.
accompany v. 〜と一緒に行く,〜に付随して起こる
accomplish v. 成し遂げる
account   v. (for 〜 の理由を)説明する n. 説明,考慮   take 〜 into account 〜を考慮に入れる
accumulate v. 蓄積する
accuracy   n. 正確さ
achieve   v. 成し遂げる,獲得する
acute   a. 鋭い
adapt   v. (to 〜に)適応させる → adaptation n. 適応
adequate  v. 十分な,適当な
adjust   v. 適合させる,調整する
adopt   v. 採用する,養子にする
affair   n. 出来事,仕事,(漠然とした)事情
affection n. 愛情,愛着
affect v. 影響する
afford v. 余裕がある,与える
alert a. 油断のない,機敏な n. 警戒態勢
alternative a. 二者択一の n. 代案
alter v. 変える,変わる
analyze v. 分析する → analysis n. 分析
annoy v. 困らせる,いらいらさせる
annual a. 年一回の,例年の
anticipate v. 予想する,予期する
anxious a. (about 〜を)心配して
apparently adv. 見たところは・・・らしい,明らかに
appliance n. 器具
apply v. 適用する,応用する,(for 〜に)志願する
appreciate v. 高く評価する,認識する,鑑賞する,感謝する
approach n. 接近,研究方法,取り上げ方 v. 近づく
appropriate a. 適切な,妥当な
approximately adv. おおよそ,約
architecture n. 建築
artificial a. 人工の,人造の
aspect n. 側面,局面
assert v. 断言する,主張する
assign v. 割り当てる,任命する
associate v. 連想する,交際する
assume v. 想定する → assumption n. 想定,推定
assure v. 確信させる n. 保証,確信
attach v. くっつける,加わらせる
            (「特訓ゼミ」テキストより抜粋)

Q4:熟語はどんなのが出ますか?

熟語問題は、過去出題されている問題のおよそ70%近くが、自動詞+前置詞の形の熟語群です。熟語は400語ぐらいは覚えてほしいのですが、まず、この形式の熟語から覚えましょう。次のようなものがあります。

view A as B AをBとみなす =take A as B
see A as B AをBとみなす =take A as B
regard A as B AをBとみなす =take A as B
decide on A Aに決定する、Aすることに決める  
call on A to do A(人)に〜するように頼む、訴える =ask A to do
warm A of B A(人)にB(危険など)を警告する  
settle down (人・事態などが)落ち着く  
pass on A to B AをB(人)に譲る、伝える  
get at A 1.Aを言おうとする  =drive at A
associate A with B AでBを連想する  
come into [in] contact with A Aと接触する、A(人)と出会う  
come by A (努力の結果)Aを手に入れる =get A , obtain A
interfere in A Aに口出しをする、Aに干渉する  
persist in A Aをし続ける、Aに固執する  
break off 2.休憩する = take a rest
come to terms with A 1.Aと合意に達する、妥協する   
compare with A Aに匹敵する  
equate A with B AをBと同一視する、同等と見なす =identify A with B
fall back on A Aに頼る、Aを最後のよりどころとする  
Be hard on A A(人)につらくあたる  
take leave of A A(人)に別れを告げる =say good-by to A
take A for B AをBと間違える、AをBとおもう
push for A Aを要求する =demand A
abound in A Aに富んでいる =be rich in A , be abundant in A

もちろん、ここに挙げた単語、熟語は一例ですから、この続きは君たちの持っている単語の本、熟語の本で学んでください。
また、長文に慣れるため、毎日500語程度の長文を読むことをお勧めします。高1や高2のときの学校のReadingの本でいいです。内容がよくわかっているコンテンツを毎日1章ずつ読んでみましょう。


Q5:文法ばかり勉強していて、いいのですか?

英文を読む以上、英文法は大切です。長文の中で見られる文法的な設問も多いですから、文法事項は、しっかりおさえておきましょう。特に京都女子大学の入試問題は、文法の本に出ている例文の変形文がよく出ています。

Q6:会話問題が苦手なんですが、勉強方法はありますか?
 
設問Vは、会話文の空所補充問題です。設問形式は空所が8つぐらいある長い対話文から成っています。いずれも日常生活の中でよく使われる会話表現を問うものですが、会話の行われている場面を頭に描くことができるかどうか、そしてそれぞれの場面における会話の流れが理解できているかどうかが重要なポイントとなります。
また、「会話表現」は、簡単な単語の積み重ねで構成されますので、あまり勉強してこない人も多いようです。対策としては日常会話でよく使われる会話体の表現を習得しておくことが大切だといえます。たとえば、次のような表現は訳せますか?

(1) Here you are.
(2) No way.
(3) Beats me.

(1)は、ものを人に渡すときの「はい、どうぞ」という表現です。
(2)は、「まさか」とか、驚きの表現です。
(3)は、”I don’t know.” と同じで「知りません」という意味です。
 
どの表現も使われている単語は中1〜2レベルです。しかし、それらが集まると思いもかけない意味になるのが、「会話表現」です。だから、「何とかなる」と思わずに、しっかり会話表現をまとめて覚え、対話の流れをつかむ練習をしてください。


Q7:整序英作問題(並替問題)のために何を勉強すればいいですか?

整序英作で最も多く出題されているのが、基本的な文法や構文、それに慣用表現などの基礎知識を問う問題です。設問の日本語にとらわれずに英語で表現できる力を見る問題が出題されています。特に「熟語」「英語構文」はしっかり覚えてください。

 be made up of 〜 〜からなっている
 Nothing V so much A as B BほどA なものはない
 The only thing S V that 〜 SがVなのは〜だけだ
 There is no sense 〜ing   〜してもしかたがない
 What do you say to 〜ing ? 〜しませんか?
 It was not until A that B  AしてはじめてBする

構文は200ぐらい覚えれば十分ですから、今手元に持っている「英語構文」の本をしっかり覚えてください。また、「意訳」できる力も必要です。



Q8:京女入試英語の特徴を教えてください。

まず、一般入試も推薦入試と同じく選択肢問題です。問題レベルは決して難問ではなく、良質の問題が出題されています。京女入試英語は、短期的なテクニックよりも、長期的な知識の蓄積を問うている設問も多いようです。日ごろから単語、熟語、構文、文法事項はしっかり覚えてください。そして、京女の問題では、長文を精読しなければ解けないような問題は出ません。意味のわからない単語がいくつかあっても、全体の文の流れは掴めるような力をつけてください。それぞれの設問に龍大の「クセ」はありますので、過去問題を一通り解いて、どういう問題形式で出題されるかは知っておくと良いでしょう。


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